WindowsでNYSOLを利用する

NYSOLのコマンド群はOS Xで開発されており、これまではUNIX環境(Mac, Linux)でのみ動作していましたが、NYSOL2.1からはCygwinでNYSOLを利用できるようになりました。したがって、Windows環境でNYSOLを利用する場合には、大きく2つの方法があります。1つは、Linuxの仮想環境をWindowsに構築する方法。もう1つはCygwin をインストールしてCygwin上でNYSOLを利用する方法です。
以下では、その2つのインストール方法を説明します。

  1. Linuxの仮想環境をWindowsに構築する方法
  2. CygwinをインストールしてCygwin上でNYSOLを利用する方法

1. Linuxの仮想環境をWindowsに構築する方法

  • まず、仮想環境を構築するためのソフトウェア Virtual Boxをインストールします。インストール方法は、Virtual BoxのサイトからDownloadを選択し、以下のパッケージをクリックしてexeファイルをダウンロードします。

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ダウンロードしたexeファイルを実行してVirtual Boxをインストールします。

  • NYSOLの公式サイトからDownloadを選択し、簡単なアンケートに答えるとソースダウンロードの画面に遷移できます。そこから以下の手順でVirtualBoxを選択し、CentOS7_Nysol2.1_3.ova かUbuntu14.04_Nysol2.1_3.ovaをダウンロードします。

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  • ダウンロードしたovaファイルをクリックするとVirtual Boxに仮想環境をインポートすることができます。環境によって異なりますが、約10分はインポートに時間がかかります。

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以上で仮想環境の構築は終了です。

  • 次にインスールしたOSを起動してNYSOLコマンドが利用できるか確認します。

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  • nysolアカウントを選択し、パスワードはMining2015です。

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  •  OSが起動したらアプリケーションから端末を選択します。端末上でmcut –helpと入力してmcutのhelpが見れるならNYSOLの利用環境が構築できています。

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2. CygwinをインストールしてCygwin上でNYSOLを利用する方法

WindowsでNYSOLを利用するために、Cygwinをインストールし、CygwinでNYSOLをセットアップします。

  • CygwinのサイトからCygwin installを選択し、WindowsのOSに合わせて32bitか64bitを選択しexeファイルをダウロードします。

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  • ダウンロードしたexeファイルをクリックしてcygwinのインストールを行います。次へを選択し以下のChoose A Download Siteの画面で、.jpで終わっているftpサイトを選択します。例えば、ftp://ftp.jaist.ac.jpなどがあります。

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  • 以下の図のように選択してパッケージをインストールします。全パッケージをインストールすると6時間〜24時間ほどかかりまた37GBの容量が必要ですが、とりあえず全パッケージをインストールしておけばNYSOLが動きます。選択したftpサイトによってはうまくいかない場合があるので、その場合は再度別の.jpで終わるftpサイトを選択します。

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  • NYSOLの公式サイトからDownloadを選択し、簡単なアンケートに応えるとソースダウンロードの画面に遷移できます。そこからNysol2.1を選択し、nysol-2.1.tar.gzをダウンロードします。
  •  デスクトップのCygwinアイコンをダブルクリックしてCygwinを起動し、ダウンロードしたnysol-2.1.tar.gzをカレントディレクトリにコピーし、解凍します。
  • $ cp /cygdrive/c/Users/***/Downloads/nysol-2.1.tar.gz ./
    $ tar zxvf nysol-2.1.tar.gz
    $ cd nysol-2.1
  • その後、以下のコマンドを入力し、nysolのインストールを行います。
    $ ./configure
    $ make
    $ make install